ブランドイメージを向上させ、プロダクト認知から店頭販促まで、激しい家電商戦を勝ち抜け
最大の課題は、激しい店頭での販売競争に勝つこと。ユーザーが購入意欲をもって来店した時点で、勝負はほぼ決まっているという状況が当たり前の家電商戦を勝ち抜くために
(1)AQUAブランドの認知イメージを高める
(2)ブランドイメージを各商品の訴求へつなぐ
(3)他製品との比較検討を勝ち抜く
(4)店頭での意思決定の瞬間までユーザーの関心を離さない
これらを完遂するための一貫した戦略構築とアウトプットが必要でした。
長谷川博己さんを起用したブランドの世界観を活かしつつ、
プロダクトごとに最適なクリエイティブで販促支援
原宿サン・アドでは、コミュニケーションの全体設計から、クリエイティブ開発まで一貫して担当。俳優・長谷川博己さんの知的で好感度の高いキャラクターを通じて、AQUAブランドの上質な世界観を立ち上げるとともに、その世界観を活かした、各商品の販売促進プロモーションを両輪で展開。さらにより販売に近いフェーズでは、世界観よりもユーザーの共感にバランスを置いたクリエイティブを企画。運用実績をチェックしながら随時、表現を最適化し、プロモーションを展開していきました。
AQUAブランド認知フェーズ
TVCMを中心に、長谷川さんを通じてAQUAブランドの世界観を訴求
商品ブランド認知フェーズ
CMの世界観を活かした商品広告をWeb動画展開で、洗濯機など具体的な商品の魅力を訴求
プロダクト認知フェーズ
プロダクトごとの特徴に合わせてキービジュアルを開発しWebサイトを制作
購入意向の高まりつつあるユーザーを、インスタグラマー等を活用した体感型訴求でプッシュ

店頭クロージングフェーズ
購入意向が高まり店頭へ来店したユーザーを、最適な店頭ツールで迷わせずに購入促進

サイト流入〜購入検討リアクションKPIを設定
最適な運用効率を追求しローンチ3ヶ月でリアクション数が180%以上に上昇
現在プロモーションを展開中の洗濯機「Pretteシリーズ」では7月よりデジタル広告運用を開始。サイト来訪者の購入検討を測るためにリアクション数をKPI設定。
クリエイティブや配信メディアを最適化し、3ヶ月でリアクション数が180%以上に上昇しました。
現在は新プロモーション実施前の実績の2倍を数値目標に運用を続けています。
「長谷川さんより洗濯機?」そんな場面もしばしば!?
ABテストなどマーケティングで数値を分析し、コピー表現などを常に最適化しながら運営していくことは当然ですが、フェーズによっては「商品カットだけの方がスコアがよい」ということもしばしば。
その一方で「長谷川さんがパンフレットに掲載されている」ことが、購買検討のきっかけになるユーザーも多く、「販売店にパンフレットをリクエストされて、営業担当が喜んでいます」といった話も伺いました。
広告が市場に出ると制作意図と離れたところで、ユーザーから支持されることも多々あります。そうしたなか、ブランドの全体設計から店頭のPOPといったクリエイティブ制作まで、当社がトータルでプロモーションした強みは、市場の動きに即座に合わせて細部まで変動できることでした。今後もデータとクリエイティブの両輪でコンテンツを磨きながら、AQUAブランドを支えていきます。
Creative Director:芝田 孝一
Creative Director / Art Director:鳥井 志保
Planner:原田 紗希
Copywriter:松田 コーイチ
Movie Producer:石渡 久
Production Manager:金木 理恵