話題性とセールスに貢献するキャンペーンページの制作
10年の長期キャンペーンとなったハルタイメージガール。今年は、節目の年の新しい挑戦としてイメージガールのアピールだけでなく、商材であるスクールローファーの購買にもつながるようなページが求められていました。大手自動車メーカーとの事例を筆頭に、マス広告だけでなくセールス領域でのクリエイティブ開発でも高い評価を得てきた私たちはパワフルなキャンペーンクリエイティブと実効性のあるセールスクリエイティブを一つの画面の中に共存させる方法を探りました。
最後の1スクロールまで冷めることのない高揚感
タレントとターゲットのストーリーを合流させる
「書道」というモチーフを「新しい一歩のための儀式」と読み替え、10代目ハルタイメージガールに就任した上坂樹里さんと、ターゲットである新生活を始める高校生、両者の新たなスタートを讃えるメッセージを策定。タレントとターゲット、そこへブランドが自然に合流するような世界観を構築しました。

ライブ性、熱量。ターゲット世代のデザイン言語で語る
書道という芸術の形式性・規範性を大胆に吹き飛ばすことで新しい世界へ踏み出すエネルギーを表現。巨大な紙に、巨大な筆で。跳んではねて駆け回って。そのライブ感あふれる筆運びをブレやボケを歓迎する新世代の視覚感覚で捉えています。

「楽しい啓発」で検討モードへ自然にスイッチ
自分の足に合ったローファーを正しく選ぶための啓発コンテンツを制作。上坂樹里さん自身が選び方を学びながら自分の一足を選ぶムービー「FITTING CHALLENGE」と、質問に答えることで自分の性格に合った一足が選べる「ローファー選び相性診断」は、啓発コンテンツであっても気軽に楽しめるようなアイディアが凝らされています。


商品情報エリアに命をふきこむ
通常は無味乾燥になりがちな商品情報エリアにおいても、クリエイティブ面で周到な注意が払われています。ローファーの全ラインナップを特徴ごとにフィルタリングしながら好みの一足を探せる商品一覧エリア。まるでローファーが行進しているかのようなユーモラスなレイアウトとカーソルをあわせた際のかわいらしいアクションは、店頭で見る以上に、一足一足への愛着を掻き立てられるような体験です。

巨大な筆と撮影
撮影当日の「ライブ大書」を滞りなく進行するために綿密なシミュレーションが行われました。巨大筆は上坂樹里さんの身長にふさわしい大きさか(墨をふくませると筆は思った以上に重くなるのです!)。実際に書く「書」は何が最適か。会議室にめいっぱいの紙を広げて行われた検証の思い出を原宿サン・アドのアートディレクターは懐かしく振り返ります。最終的にどんな「書」が書かれたのか、是非一度ページをご覧ください。
Art Director:津田 亮介 / 澤田 智穂
Copywriter:冨田 圭太郎
Production Manager:西山 孟
Producer:堺 貴彦